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やりたい仕事探しで役立つ自分のスキルの整理術

「あなたはどんな仕事のスキルを持っていますか?」

こう聞かれてすぐに答えられますか?

自分の仕事のスキルについて整理できていない人は意外と多いんです。

自分が持っている仕事のスキルは、その人の得意なことであり、強みです。

これをちゃんと整理できているかどうかは、やりたい仕事探しに影響します。

今回のコラムは、自分の仕事のスキルの整理術について紹介します。

スキルの3つのタイプ

仕事のスキルといってもその種類はさまざまです。

ビジネスの基本スキルから、持っている人が限られる特殊なスキルまで。

自分はどんなスキルを持っているかをちゃんと整理しておくことは重要です。

そして、これを整理しておくことはやりたい仕事探しにも役立ちます。

ではどうやって整理するのがいいのでしょうか?

それはスキルを次の3つのタイプに分けて整理することです。

・テクニカル・スキル
・トランスファラブル・スキル
・セルフマネジメント・スキル

それぞれの説明は下記のとおりです。

テクニカル・スキル

トレーニングや学習を通じて身につけるスキルのことです。

例えば次のようなものです。

コンピューターの操作、機械の操作、口述筆記、簿記、
マーケティング、情報技術、ライティング、編集、
語学、医療系の技術、カウンセリング など

特定の仕事と結びつきが強いものや資格と連動するものが多いです。
そのため、他の仕事に利用できる範囲は限られます。

一般的に「スキル」というとここを指すことが多いです。

トランスファラブル・スキル

ひとつの職業から他の職業に転用できる、転移が可能なスキルのことです。

例えば次のようなものです。

問題解決能力、意思決定能力、新しい仕事を学習し実行する能力、
情報収集力、コミュニケーション能力、人に教える能力、
分析力、論理的思考力、リーダーシップ など

スキルというとテクニカル・スキルが思い浮かんでしまいがちです。
しかし、このトランスファラブル・スキルもスキルのひとつです。

セルフマネジメント・スキル

これまでの人生や仕事の経験によって築かれたその人の強みのことです。

例えば次のようなものです。

適切に感情を表現すること、葛藤を処理すること、仲間と協働すること、
時間どおりに仕事をすること、プロジェクトを遂行すること、
安定して仕事をこなすこと、目標達成まで行動を続けられること など

パーソナリティの要素のひとつとして捉えられることもあります。

このスキルは見落とされることが多いです。
しかし、なかなか身につけることが難しいため重要なスキルとなります。

やりたい仕事探しに役立てるには

やりたい仕事を見つけるためには自己理解を深めていく必要があります。

その中には、自分は何が「できる」のかを明確にしていくことも含まれます。

そのときに、この3つのタイプで自分のスキルを整理していると役に立ちます。

自分のスキルを整理しようとすると、まずテクニカル・スキルが思い浮かぶ人がほとんどです。

そして、ここで終了してしまう人もほとんどです。

しかし、テクニカル・スキルは特定の仕事に結び付ていることが多いんです。

するとテクニカル・スキルに捉われて、やりたい仕事探しをする視野が狭くなります。

しかし、3つのタイプで整理しようと自己分析をするとテクニカル・スキル以外も見えてきます。

こうすることで視野が広がり、やりたい仕事探しがよりうまくいきます。

まとめ

仕事のスキルを整理するには次の3つのタイプで分類するのが効果的です。

・テクニカル・スキル
・トランスファラブル・スキル
・セルフマネジメント・スキル

これで整理するとテクニカル・スキルだけに捉われず、視野を広げてやりたい仕事探しができます。

やりたい仕事探しをするときは、この3つのタイプで自分のスキルを整理しましょう!

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