らしキャリコラム

自分らしい仕事探しのヒントに

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 未分類
  4. やりたい仕事がわからない人がとってしまう誤った行動とは?

やりたい仕事がわからない人がとってしまう誤った行動とは?

「世の中にどんな仕事があるのかを知らないから、やりたい仕事が見つからないんです」
「私に合う職業って何だと思いますか?」
「転職サイトで仕事を探しているけど、やりたいと思えるものがないんです」

これらは、「やりたい仕事がわからない」と悩んでいる人たちからよく聞く話です。

あなたもこう思ったことがありますか?

実は、この人たちには共通している「ある行動」があります。
そして、それが「やりたい仕事がわからない」という悩みの解決を遠ざける誤った行動なんです。

今回は、やりたい仕事がわからない人がとってしまう誤った行動について紹介します。

やりたい仕事がわからない人がとってしまう誤った行動とは?

「やりたい仕事がわからない」と悩んでいる人たちがとってしまう誤った行動とは何でしょうか?

その答えは、『いきなり職種や職業名でやりたい仕事を探しはじめること』です。

これでやりたい仕事を探すとこうなります。

・これだったら自分にできそうかも
・この職種なら自分に合いそうかも
・この仕事だったらやりたいと思うかも

ただ、これは判断しているのではなく予想しているだけです。

すると、実際にその仕事をしてみたら「全くやりたいと思えない仕事だった」なんてことが起こります。

「もしかしたら」で転職して、ダメなら次へ・・・
それを予想が当たるまで続ける。

現実的ではないですよね。

これをやってしまうとやりたい仕事を見つけることが難しくなるんです。

やりたい仕事を見つけることが難しくなる理由

なぜ、『いきなり職種や職業名でやりたい仕事を探しはじめる』と上記のような状態になるのでしょうか?

その理由は2つあります。

(1)仕事はさまざまな要素で構成されているから

仕事はさまざまな「要素」で構成されています。

例えば、営業という職種だと、

商品・サービスの販売、顧客の訪問、社内の調整、資料の作成、メール対応、電話の応対、スケジュール調整、苦情の処理・・・

など、さまざまな要素で構成されています。

さらに、この要素は同じ営業という職種でも会社や部署によって異なります。
例えば、新規の顧客を開拓する営業と既存の顧客をまわるルート営業ではまったく要素が異なります。

しかし、職種や職業名で括って探すとこの仕事の要素がイメージになってしまいます。

「営業は、きっとこんな仕事をするんだろうな」
「だからこの会社の営業の仕事もたぶんそんな感じだろう」

だから、現実の仕事をしたときにギャップが生まれやすくなるのです。

やりたい仕事を探すときには、職種や職業名ではなく、仕事の「要素」に焦点を当てることが重要です。

あなたが「やりたい!」と思うことを「要素」としてもつ仕事。
これがあなたのやりたい仕事なんです。

(2)自分のやりたいことがわかっていない状態だから

やりたい仕事がわからないと悩んでいる状態。
これは、自分がどんなことであれば「やりたい!」と思うのかがわかっていない状態です。

やりたいことが明確でないのに、その「わからないこと」ができる仕事を探しはじめる。
さらにそれを職種や職業名というイメージの中で。

雲をつかむような話ですよね。

これではやりたい仕事を見つけるのは難しくなります。

やりたい仕事を見つけるための正しい順序

やりたい仕事を見つけるためには、まず自分を知ることが必要です。

そうすると、自分がどんなことであれば「やりたい!」と思うのかがわかります。

そして、この自分がやりたいと思えることを要素としてもつ仕事を探すのです。

つまり、

職種・職業名 ⇒ 自分に合うか?

という順序ではなく、

自分を知る ⇒ 自分が「やりたい!」と思えることがわかる ⇒ それを要素としてもっている仕事を探す

これが正しい順序なんです。

まとめ

やりたい仕事がわからない人がとってしまう誤った行動があります。

それは『いきなり職種や職業名でやりたい仕事を探しはじめること』です。

しかし、これをするとやりたい仕事を見つけることが難しくなります。

やりたい仕事を見つけるには、次の順序で行動することが必要なんです。

自分を知る ⇒ 自分がやりたい!と思えることがわかる ⇒ それを要素としてもっている仕事を探す

あなたは誤った行動でやりたい仕事を探していませんか?

関連記事