らしキャリコラム

自分らしい仕事探しのヒントに

  1. HOME
  2. ブログ
  3. Pick Up
  4. やりたい仕事と人生における7つの役割との関係とは?

やりたい仕事と人生における7つの役割との関係とは?

人は長い人生の中でいくつもの役割を果たしていきます。
それも同時に複数の役割です。

そして、この役割は年齢によって変化していきます。

あなたは今、どんな役割を果たしていますか?
そして、これからどの役割を増やして、どの役割を減らしていきたいですか?

これを知ることは、やりたい仕事を見つけるためにとても重要なんです。

このコラムでは、やりたい仕事と人生における7つの役割との関係について紹介します。

人生における7つの役割とは?

スーパー(Super,D.E.)によると、人は人生において7つの役割を果たします。
それは次の7つです。

(1)子 供
(2)学 生
(3)市 民
(4)労働者
(5)配偶者
(6) 親
(7)余暇を楽しむ人

この役割を同時に複数果たしながら、それを年齢によって変化させていきます。

例えば、

10代の頃は「子供」「学生」「余暇を楽しむ人」の役割を果たしています。
そして、ときどき地元の祭りなどのイベントに参加することで「市民」の役割を果たします。

就職すると「子供」「学生」の役割は大きく減ります。
そして、「労働者」の役割が大きくなります。

資格の勉強をはじめれば「学生」の役割が増え、「余暇を楽しむ人」の役割が減ります。

結婚すれば「配偶者」の役割が増え、子供ができれば「親」の役割が増えます。
さらに、「市民」としての役割も期待されるようになっていきます。
そうすると、「余暇を楽しむ人」の役割を減らさないといけなくなります。

子供が成人して、親の介護が必要になってくる年齢になれば、
「親」の役割は減少して「子供」の役割が増えることになります。

やりたい仕事と人生における7つの役割との関係とは?

今の自分が果たしている役割を知るにはどうすればいいのでしょうか?

それは、7つの役割のうち、どの役割にどれぐらいの時間を使ったかを計測することです
期間は1週間もしくは1ヵ月です。

そして、重要なのは、その役割を「どう変えていきたいか?」ということです

時間は有限です。
複数の役割を果たすとなると、役割ごとの時間の配分を選択する必要が出てきます。

しかし、仕事をしていると「労働者」の役割はどうしても大きくなってしまいます。
そうすると、「労働者」の役割を中心に考えていかないといけなくなります。

「労働者」の役割をどうするのか、つまり、どんな仕事をするのか、は人生においてとても重要なんです

そして、自分がやりたい仕事を考えるときには、この役割の面から考えることも必要になります

例えば、

長時間労働や休日出勤が当たり前という仕事をしている人がいたとします。
そして、この人は家族との時間を大切にしたいという思いを持っていたとします。

この場合、「労働者」の割合が極端に多くなり、「配偶者」や「親」の役割は少なくなります。

そうなると、この人は大きな不満やストレスを抱えることになります。
家族も同じです。

そして、「配偶者」や「親」の役割を増やすには「労働者」の役割を減らすという選択肢を考えます。

つまり、この人のやりたい仕事の条件のひとつに「家族との時間を作れること」というものが入ってきます。

このように、人生における役割をどうするかは、やりたい仕事を見つける上でとても重要なんです。

まとめ

人は人生において次の7つの役割を果たします。

(1)子 供
(2)学 生
(3)市 民
(4)労働者
(5)配偶者
(6) 親
(7)余暇を楽しむ人

この中で、仕事をしていると「労働者」の役割はどうしても大きくなってしまいます。

「労働者」の役割をどうするのか、つまり、どんな仕事をするのか、は人生においてとても重要なんです。

そして、自分がやりたい仕事を考えるときには、この役割の面から考えることも必要になります。

あなたは今、どんな役割を果たしていますか?
そして、それをどう変えたいですか?

これを考えるとやりたい仕事が見えてくるかもしれません。

関連記事