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自分らしい仕事探しのヒントに

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自分らしさって何?

自分らしい仕事がわからない・・・。
こんな悩みを抱えている人が、まずぶつかる壁は「自分らしさって何?」という問題です。
そして、この問題をクリアしないと自分らしい仕事を見つけることはできません。

では、どうすれば「自分らしさって何?」という問題の答えを見つけることができるのでしょうか?
これを知るためには、まず『自分らしさ』とはどういうことなのか?について知ることからスタートしましょう。

そこで、今回は『自分らしさ』についてのお話です。


『自分らしさ』の正体

自分らしさを知るためのカギは、「セルフイメージ」にあります。
セルフイメージとは、「自分はこういう人間だよね」と自分について抱いているイメージのことです。
そして、このセルフイメージは誰でも持っています。

セルフイメージはとても幅広いもので、さまざまな側面を持っています。
そして、ポジティブなイメージとネガティブなイメージの両方があります。
下記がセルフイメージの一例です(これ以外にもたくさんあります)。

では、この「セルフイメージ」と「自分らしさ」はどう関係するのでしょうか?

それは、人はセルフイメージが実現できていたり、セルフイメージにあった行動ができていると、「これは自分らしいなぁ」と感じる、という関係にあります。

例えば、好きなこと、興味のあること、大切にしてることに触れている時は、「自分らしいことができている」と感じます。

逆に、嫌いなこと、興味のないこと、どうでもいいことに触れている時は、「自分らしくいられない」と感じます。

また、性格の良いところを活かせること、強みが発揮できること、得意なこと、これらを行っている時には「自分らしいことができている」と感じます。

逆に、性格の悪いところが出てしまうこと、自分の弱点が見えてしまうこと、自分が苦手なこと、これらを行っている時には「自分らしくいられない」と感じます。

つまり、自分らしい状態とは次の2つの状態をいいます。
○セルフイメージの「ポジティブな面」に合った行動をしていたり、実現できている状態
○セルフイメージの「ネガティブな面」を避けられている状態

これが『自分らしさ』の正体なのです。

なぜ「自分らしさがわからない」が起こるのか?

自分らしさはセルフイメージに関係していることは、ここまでで見てきました。
そして、このセルフイメージは誰もが持っているものでしたよね。

では、セルフイメージは誰でも持っているのであれば、自分らしさについても誰もがわかっているはずですよね?
でも、「自分らしさがわからない・・・」となる人が多いのはどうしてでしょうか?

それは、持っているセルフイメージの幅やその濃淡が人によって違うからです。

セルフイメージはとても幅が広く、さまざまな側面を持っています。
前述でその一例を紹介しましたが、そこに書いてあるセルフイメージをすべての人がはっきりと持っているかと言えば、そんなことはないです。

セルフイメージのさまざま側面をより多く、それぞれをはっきりとイメージできている人は、自分らしさがわかっています。

しかし、セルフイメージの一部の側面しかわかっていない人や、持っているイメージが曖昧な人は、「自分らしさって何?」となりやすいのです。

セルフイメージというのは、人生の中のさまざまな経験を通じて自覚することで、イメージが作られていきます。
また、他の人から言われて自覚するものもあります。

しかし、例えば「強み」や「得意なこと」というのは、本人にとっては当たり前にできてしまうことのため、自覚しにくかったりします。
また、自分のネガティブな面ばかりが気になってしまって、ポジティブな面に気づいていない人もいます。

価値観(何が大切で、何がどうでもいいのか)については、無意識にその場その場で判断していることが多いので、自覚していないことも多いです。

好き・嫌いについては、仕事をしていく中で自分の感情が麻痺してしまうことも多いです。

例えば、仕事では好きなことだけでなく、嫌いな仕事もやらなければなりません。
そうすると、感情を押し殺して仕事をすることが多くなります。
そして、その状態慣れてしまうと自分の感情がわからなくなっていき、好き・嫌いもよくわからない状態になっていきます。

他には、仕事が忙しすぎて休みの日は疲れて寝てるだけ、という生活が続くと、プライベートで好きなことに触れない生活が続いて、自分の「好き」がわからなくなることもあります。

これらのことが起こると、セルフイメージがぼやけて、自分らしさを見失います。
これが「自分らしさがわからない」が起こる原因なのです。

つまり、自分らしさを知るためには、セルフイメージを様々な側面から自覚できるようにしていくことが必要なのです。

まとめ

◇ セルフイメージは、とても幅広く、さまざまな側面を持っていて、自分らしさと密接な関係にあります。
◇ 自分らしい状態とは次の2つの状態をいいます。
・セルフイメージの「ポジティブな面」が実現できている状態
・セルフイメージの「ネガティブな面」を避けられている状態
◇ セルフイメージは、その幅や濃淡が人によって違うため、その一部しかわからなかったり、イメージが曖昧だと「自分らしさがわからない」が起こりやすくなります。
◇ 自分らしさを知るためには、セルフイメージを様々な側面から自覚できるようにしていくことが必要なのです。

キャリアコンサルタント
浦田 大暁 (うらた ひろあき)

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