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転職を決める前に知るべき意思決定のクセ 8つのタイプ

人は誰でも意思決定にクセをもっています。

あなたは自分のクセを知っていますか?

もし知らないと大事なときに間違った意思決定をしてしまうかもしれません。

特に転職など人生の重要な選択のときにです。

もちろん、やりたい仕事探しにも影響するかもしれません。

やりたい仕事を見つけて、それを実現するまでには多くの意思決定が必要だからです。

今回は、この意思決定のクセについてのお話です。

意思決定のクセ 8つのタイプ

ディンクリッジ(Dinklage,L.B.)によると意思決定のクセは8つのタイプがあります。

(出典:Student Decision-Making Studies of Adolescents in the Secondary Schools. Dinklage,L.B. 1969)

まず、大きく分けると次の2つに分けられます。

1.意思決定を回避するスタイル
2.意思決定を実行するスタイル

そして、これにはそれぞれ4つずつタイプがあります。

1.意思決定を回避するスタイル
(1)延期
(2)運任せ
(3)言いなり
(4)弱気

2.意思決定を実行するスタイル
(1)直観的
(2)衝動的
(3)苦悩的
(4)計画的

それぞれの説明は次のとおりです。

1.意思決定を回避するスタイル

(1)延期

とりあえず、意思決定を先延ばしにしてしまうタイプです。

このタイプの人は、いつまでも決めません。
もしくは、期限が迫って追い詰められてから決めるため、適切な意思決定ができないことが多いです。

(2)運任せ

自分で選択をせず、成り行きにまかせるタイプです。

このタイプの人は、自分で行動は起こさず、最も障害の少ない道を選択します。

(3)言いなり

自分に関する決定を他人に任せるタイプです。

このタイプの人は、自分で決断できず、誰かを頼ってしまいます。

(4)弱気

不安が強すぎると、決断すること自体が難しくなるタイプです。

このタイプの人は、周りから決断を迫られると怖くなって、考えることをやめてしまいます。

2.意思決定を実行するスタイル

(1)直観的

直観に従って意思決定をするタイプです。

「本当は自分は何がしたいのか」などを考えることが苦手なため、それを避けます。

(2)衝動的

多くの選択肢を真剣に検討せずに決定を下すタイプです。

選択肢を考えたり、それを検討するこを面倒くさいと思って、途中で考えることをやめてしまいます。

(3)苦悩的

多くの情報を集めるのですが、処理しきれず、決断までに時間がかかるタイプです。

情報を集めないと不安で、とにかく集めます。
必要でない情報も集めてしまうため、結局、自分の処理能力を超えてしまいます。

(4)計画的

選択肢の情報収集を行い、そこから合理的に意思決定を下すタイプです。

集めた情報と合わせて、自分の感覚、客観的な能力、価値観などを吟味して決定します。

転職を決めるときに取るべき意思決定

転職など人生の重要な選択をするときには「計画的」意思決定をすることが必要です。

判断に必要な選択肢を揃えるために情報を集めます。

次に、それを自分の能力や価値観だけでなく自分の感覚も大切にしながら吟味します。

そして、合理的な判断をもとに意思決定を下すのです。

もちろん、やりたい仕事探しのときも「計画的」意思決定をすべきです。

まとめ

人の意思決定のクセには次の8つのタイプがあります。

1.意思決定を回避するスタイル
(1)延期
(2)運任せ
(3)言いなり
(4)弱気

2.意思決定を実行するスタイル
(1)直観的
(2)衝動的
(3)苦悩的
(4)計画的

転職ややりたい仕事探しにおいて適切な意思決定をするには「計画的」な意思決定が必要です。

もしあなたがそれ以外のタイプを意思決定のクセとしてもっていたら要注意です。

一度、自分自身の過去の意思決定を思い出してみてください。

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